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[472] Bonne annee!!


SRT 2009/1/5 (Mon.)
明けました、おめでとう御座います。
当サイトは今年もまた、方向性も目標も見失った(最初から無いと云う説も)まま薄ぼんやりと存続して行く予定ですので、皆様に置かれましては宜しければお付き合い頂ければ幸いです。

*********

「三箇日」などと云う概念の存在しない世界で2009年を迎えております。
パリで年を越し、昨日1月3日英国に戻って来ました。


私はパリでは街の東部に当たる市庁舎の側のホテルに滞在していたのですが、年越しにパリでは何かやるのか、と12月31日午後6時〜7時頃に南西側エッフェル塔方面に偵察に向かいました。

おおーエッフェル塔、下から青白く照らされております、また先端から何やらサーチライト的な物が3本程ぐるぐる発せられています、灯台の様だ。そして定時になると10分間(?)びかびかと沢山のフラッシュ的な光を放ちます。

取り敢えず、エッフェル塔の真下まで行ってみたのですが、
...物凄い観光客ぎっしり!
これからエッフェル塔に上るのか、何やら行列も長蛇。今この空間に(働いている人々を除き)本当のパリっ子は一人も居ない間違いない。

そして、エッフェル塔すぐ側のセーヌ川に沿った大通りには、警察の大型車両が次から次へと到着し、かなり重装備の(もう機動隊に近い様な)警官隊がどんどん吐き出されて来ます。

...これってつまり、年越しに向けてそれだけの事態が予想されてるって事よね...

と持ち前の「何かがやべーセンサー」に強力な反応が出たので、これは午前0時にエッフェル塔や凱旋門〜シャンゼリゼ大通り付近をうろちょろするのは宜しくないと判断し(凱旋門は、ニュース等で革命記念日やサッカーワールドカップなどが報じられると大混雑が必ず映る場所なので「パリの人は大騒ぎする時は何かとあの辺りに終結する様だ」と思っている)、地下鉄も酔っぱらいとかそれに乗じたスリとか出そうだし、取り敢えずホテルから簡単に徒歩で戻れる範囲迄慌てて逃げ帰りました。

そして結局、午前0時にはシャンゼリゼ大通りの東端コンコルド広場(西端が凱旋門)から、これまたかなりの数の見物客と一緒にエッフェル塔を見ていたのですが、

カウントダウンも何もなく、1月1日午前零時になった瞬間、今までの定時と同様に10分間びかびか光った後、唐突に黄色いライト(多分これが通常のライトアップ)に戻りました。

...って、これだけかよ!!!!!

教会が鐘を鳴らすと云うことも特に無く(除夜の鐘は無いのか)、ただ走っている車がみんなクラクションを慣らしまくっていて、これは「年越しに船が汽笛を鳴らす的な物」なのかもしれませんが私の頭には「初日の出暴走」と云う単語が浮かんできました。

あまりのあっけなさ過ぎに「正月が!一年で一番大事に決まってるだろ!!」な日本人としてはかなり釈然としなかったのですが、周りの見物客達は特に不満そうでもなく、みなボナネーボナネー(Bonne annee = good year)言いながら比較的速やかに帰って行きました。
手にシャンパンの瓶を持った人も沢山居たし、集まって歓声を上げている若者の群れも多少居ましたが、恐れていた様な騒ぎは一切無かった(凱旋門やエッフェル塔付近ではどうだったかは判らない)。

と云う訳で、今記事画像は年越しの瞬間ではなく、12月31日午後6時頃のエッフェル塔です。
...しかしよく考えると、フランスの年越しの瞬間は日本では既に元旦の朝8時、一方英国はまだ12月31日の午後11時、...本当に大事な瞬間は何なのかよく判らなくなりました。


そして、昨日寒すぎるパリからへとへとになって寮に戻って来た訳ですが、何かウチの階だけ暖房が止まっている...?また故障している様な...。

イヤ何のつもりだ

クリスマス前に最後にこのフロアを出たのは私で、最初に戻って来たのも私なのでその間は誰もこの階に居らず、この2週間何時から止まっているのか判らない。
休暇中も常駐している管理人に文句を言いに言った処、「明日修理人を呼ぶから今日はこれを使え」とコンセントに差し込んで使う弱々小型ヒーターを渡され、昨晩及び今日の午前中震えながら過ごしました(今日午後復旧)。12人向けのフラットに私独り、人気が全く無いキッチンとか、まじ寒いから!他の階の暖房が届いている階段ホールの方が私の部屋より暖かいって一体...。

新年早々幸先不安な私です。

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年賀状企画に申し込み下さった方には、本日までに確認の返信メールをお送りしました。万一申し込んだのに返信がない、と云う方がいらしましたら、メール宛先やスパムフォルダに入っていないか等御確認の上再度御連絡下さい。

まだ来週くらいまで受け付けていますので、迷っている方も今知った方も宜しければどうぞご参加下さい。

実は、今日正に一日かがりで(誰も居ないのを良い事に)キッチンを全面的に使って摺ったばかりなので(ばれんの使い過ぎで今、腕に力入らない)、発送は今週後半辺りになりそうです。着くのは月末とかになってしまいそうですが、「『正』は『一月が終わる迄』!」と云う超拡大解釈で以上宜しくお願い申し上げます。
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[471] Je suis ici. : Paris, France_01


SRT 2008/12/31 (Wed.)
寒すぎっすよ、パリ。
昨日まで快晴で底冷え、今日は曇ったので気温が上がるかと思ったら雪交じりの雨、凍え死ぬ...。
やたらにデジカメの電池が減る、確かに私のは古くて電池の寿命も近づいているっぽいけど、それにしたって10枚撮ったら終わるのは早すぎないか、と思ったらどうも寒さのせいだったらしい。一度、日中にも関わらず、動作が変になってシャットダウンした。ホテルに戻ったら直っていたので、やっぱり寒さのせいだろう...別にスキー場とかじゃないのに...町なかなのに...しかも昼なのに...。

恒例サモトラケのニケスケッチの為ルーブルに行ってきました。
荷物X線チェックに大行列(寒空の野外に!)、切符買うのにまた行列、中に入れば其処はラッシュ時の新宿駅並みの混雑、サモトラケのニケは交通の要所(?て言うのか)にあるので、係員がひっきりなしに「(立ち止まらず)動いて下さーーい」と叫び、一方客はデジカメのモニタ越しにしか見ていない人が一杯、こんなに美しいニケなのに、私は悲しい。
此処で10年以上、5回以上ニケを描いていると思いますが、兎に角混雑も係員の対応もどんどん悪くなって来ている気がする。勿論料金は値上がる一方だし。
...ニケは大好きで、今回も目に入った瞬間「嗚呼、此処へ来た!」と涙が出そうになったのですが、もう一寸この環境悪化に耐えられない...悲しいけどルーブル入るのは今回が最後かな...と思ってしまいました。

各地のクリスマスツリーをお届けするこのコーナー(何時からそんなコーナーになったのか)、今回はシテ島のノートルダム・ド・パリ大聖堂のクリスマスツリー(このツリーの下にも入場待ちの大行列が 汗)、と高級デパート、ギャラリー・ラファイエットのツリー。流石デパート、街の広場や教会のより派手派手ゴージャスだ。


では、皆さん良いお年を!(ってまだ日本も12/31だよね?間に合ってるよね?)
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[469] Je suis ici. : Paris, France


SRT 2008/12/28 (Sun.)
国際列車タリスでおフランスはParisにやって来ました。早起き(午前6時半に電車に乗った)及び酔い止めを飲んだせいで、「検札が二回来た(ベルギー側とフランス側)」と言うことを覚えている他爆睡していたらParis北駅に着いてました。

今記事画像上は、街中至る所に有る街の地図。当サイト名「Vous etes ici.」と云うのは此処から来ています。Vous etes ici.の意味は英語なら「You are here.」つまり「あなたは此処に居ます。」、「現在地」と云うのは私が勝手に決めた意訳です。日本では街の地図の今居る場所には「現在地」と書いてあるから。
インターネット上には無限(本当は有限だけど)のアドレスが有り、たまたまあなたが辿り着いた「現在地」が此処、「http://vousetes.s34.xrea.com/」と云う訳です。


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フラマン語圏ベルギー北部からフランスに渡ってきた訳ですが、案内掲示板やらレストランのメニューに書いてある事が判る(少なくとも肉料理かサラダかの違いは確実に判る)って素晴らしい。あくまでも「対フラマン語レベル」でですが。フラマン語とかドイツ語とかだと、何の料理か見当すら付かないから!
でもParisの観光名所やその付近のカフェなどには片言の日本語を話したくて仕方が無いらしい店員も一杯居ます(笑)。

それにしても、私、この旅行食い意地張り過ぎ。
確かにベルギーもフランスも美食の国と言われる場所ですが、今回以前にフランス5回、ベルギー3回来てもこんな事は無かった。
明らかに、如何に私が4ヶ月の「激マズ英国料理」にストレスを感じ飢えていたか、そして帰ればまたその生活が半年は確実に続くと覚悟しているか、と云う事の現れです。

しかし、これ程国際化が進み、ロンドンとパリ、ブリュッセル間が電車で2時間程で繋がっている現在になって迄、何故英国だけあんなに頑なに不味いのか?本当に疑問です。
...もしかして、英国人達は実は「他の国の人はけなすけど、でも、ウチのが一番美味しいから!」と本気で思っているのでは無いか、と一抹の不安を覚えます。
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[468] Noel


SRT 2008/12/26 (Fri.)
今記事画像は、ベルギーはゲントの市庁舎広場の塔とクリスマスツリー。

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メリークリスマス!
...なーんて、クリスチャンでない私が、ヨーロッパに引っ越したからと言って急にクリスマスが重要な日に思えてくる...なんて事は全く持って無く、私の中では単なる「何か店が閉まって電車が止まるから要注意の祝日」であり、自分がメリークリスマスとか書いちゃうと「お前の何処がメリークリスマスだよ、正月の方が大事に決まってるじゃん」と言う思いで一寸恥ずかしくなります(勿論、各国の風習や各人の宗教は重んじますよ、あくまで私の中での話)。

昨夜は友人宅で、彼等の友人も来てクリスマスディナー。
と言っても、前記事に書いた様に彼等は菜食主義者。豪華ディナーも肉魚抜きです。私には、かなり微妙、て云うか正直辛い。彼等が料理が上手なだけに残念な感じが余計強く漂いました。
セタン(?名前失念)とか云う、前もって教えられなければ魚の切り身か何かと思うような、穀物を加工した「菜食主義者用ニセの肉」もあるのですが、そう云う問題じゃない。栄養の問題だ。

ベルギーに渡ってきて、気分がずっとふさぎがちと云うか、時々軽く鬱の症状が再現する様な感じがして、何故だろうと思ったのですが、よく考えると、多分急に摂取栄養のバランスが崩れたからの様な気がします。
脳(=精神)は身体の一部です。私の脳は動物性タンパクを必要としている。
「絶対肉も魚も食べない」って、私にとっては不自然に感じられる。「肉しか食べない」のと同じ位。

此処を見ている方に菜食主義の人が居らして、もし気を悪くされたら御免なさい。あくまでも私個人の感じ方であって、自分が正しいとか、他の人に押しつけようなんて気持ちは全く無いです。

違う文化、主義主張の人と解り合うのは難しい。「『決して解り合えない』と云う事実を認め、それを踏まえた上で上手くやっていくしか無い」のだと思っています。


年越し...じゃ無かった、25日の午前0時は聖バーフ大聖堂に居ました。「信者で無くとも見学するのは問題ない」との事だったので、無神論者の友人と、邪魔にならない後方の柵の後ろから見学しました。
聖者の列、厳かなパイプオルガンと合唱、高い石造りのアーチ型天井。
日本の行事とは何もかもが違うのに、其処から感じられる雰囲気は「行く年来る年」で放映される、**寺の年越しの行事とそっくりだと思った。

人間はそれぞれ違う、でも何かが同じ。
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[467] Je suis ici: Gent, Belgie


SRT 2008/12/24 (Wed.)
やって参りましたベルギー。
結局Macbookは持って来ました。でもPCが有ると無いとじゃ移動の大変さが全然違うんだよねー(ラップトップと言えどもやっぱり重い物は重い)。

そして飛行機をオンライン予約したのも地元の小さい空港へ行ったのも初めてなので、飛行時間が1時間半でも結構疲れました。でもこの友人宅を訪れるのは3度目。ブリュッセル空港に着いて殆ど戸惑う事無く最寄り駅(ゲント中央駅では無い)迄速やかに行けました。
後、去年迄の「フラマン語や仏語が判らないどころか英語でも全てがやば過ぎ」に比べたら、流石に英国の学生として4ヶ月過ごした今は(勿論まだまだ不十分だけれど)「まあいざとなったら英語で訊きゃいいや」と開き直れるので、ヨーロッパ旅行のストレスは大分軽減した気がします。

前回来た時から気付いていたのですが、改めて思うのは、
●(電車の乗客などの一般的な人々に関して)ベルギー人は英国人のモサさに比べて皆こざっぱりとした格好をしている
●その辺で売っているカードや雑貨のデザインがかなりマシ(英国のは超ファンシーと云うか少女趣味と云うか、兎に角ださい。一寸格好いいかなと思う物は値段倍額)
と云う事です。

そして何より食べ物に関して、私の行ったことの有るヨーロッパの国の中でのランク付けは
ベルギー>フランス=ドイツ>>>>>>>オランダ>>>I越えられない壁I>>>(中略)>>>英国
なので(あくまでも独断です)、何かもう全てが天国。

しかしたった一つ、私の前に立ちはだかる大問題、それは、大好きなこのベルギー人の友人カップルが、
●厳格なベジタリアン
だと云う事です。
勿論、私は彼等の主義を尊重しますし、彼等も決して「あなたも、肉も魚も食べるの止めた方がいいよ!」なんて事は言いません。彼等は料理も上手で、喜んで手料理を御馳走してくれてそれはとても美味しいです。
しかし彼等は決して肉も魚も口にしませんし、他の人が彼等の家の中で肉や魚を料理する事も許可しません。
英国(しかも地方都市)生活4ヶ月、正直限界まで飢えまくっている私に「食べ物天国ベルギーで約一週間野菜と芋と米とチーズだけ食ってろ」と言うのはあまりにも過酷過ぎます。
明日はクリスマスイブを一緒に過ごすので、今夜は彼等に断って独りで夕食を外で食べてきました(嫌煙家に対して「外で吸ってくるね」と云うのと同じ様な感じで特に彼等も気を悪くはしていないと思う)。ステックフリッツ(ポテトフライ添えステーキ)サラダ付きを食べたけど、...美味しくて涙が出そうでした。

って...思わず此処までこき下ろしてしまう英国って...一体....。
自分で決めて来た英国、勉強も頑張ってると思うし、友達も大好きだけど、「やっぱり、ダメなものはダメ」と言わざるを得ません。

あと、この友人宅にはバスタブがあり、私の今住んでいる(and夏の間住んだ)学生寮には「海の家」レベルのシャワーしかありませんし、英国に銭湯は当然無いので、湯船に浸かるのも4ヶ月振り、その有り難さを実感しました。

******

今記事画像は、飛行機の窓から見えた「丸虹」です。一寸写真には上手く写らなくて「単なるガラスの反射じゃね?」みたいになってしまっていますが、肉眼では結構はっきり見えて、太陽の角度から言っても確かに虹だったと思います。
「ONEPIECE」の少し前の巻に「丸虹」とその話題が出て来たと思うので掲載してみます。
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